2016年10月

月齢 0.1237393wwww

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画像の中央部分を拡大すると、ポツンと木星が写っている。

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ところで、こないだ作った 「月の写真から月齢計算」のRスクリプト だが、
この名称は若干偽りありで、実は月が写ってなくても月齢が計算できる。w

ためしに、冒頭の画像について計算すると、


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撮影日時は、2016/10/31  05:37:01
月齢 0.1237393

つまり、この写真を撮った時点で、月齢は 0.1237393日である。
これを時分秒であらわすと、約2時間58分11秒。
(以下のように、Rで計算したww)

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撮影時刻 5時37分01秒 の 2時間58分11秒 前に月齢0.0 つまり「朔」、新月が始まったことになる。

5時37分01秒-2時間58分11秒=2時38分50秒 のときだった。


念のため、国立天文台暦計算室の2016年暦要項で朔の時刻を確認すると、2時38分。


というわけで、「月の写真から月齢計算」のRスクリプト は正しく動作していると思われる。
まあ、多少の誤差がありそうだが、これは我輩のデジカメのクロック設定が(秒のオーダーで)不正確、ということもあるでしょう。

冬の時代

http://www.jiji.com/img/top_header_logo4.gif
【図解・経済】 消費者物価指数の推移

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■9月の消費者物価、0.5%下落=家計支出は2.1%減-総務省

総 務省が28日発表した9月の全国消費者物価指数(CPI、2015年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が99.6となり、前年同月比 0.5%下落した。一方、9月の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は物価変動の影響を除いた実質で2.1%減少し、26万7119円 だった。ともに7カ月連続で前年を下回り、物価、消費ともに低迷した状況が長期化している。

消費者物価は、ガソリンなどのエネルギーが原油安の一服などで下げ幅を縮小したが、8.4%下落と引き続きマイナス。生鮮食品を除く食料は0.8%上昇したものの、冷凍食品を中心に上昇ペースが鈍化 した。家庭用耐久財(6.8%下落)、テレビなどの教養娯楽用耐久財(7.8%下落)はマイナス幅が拡大した。

食料とエネルギーを除く総合指数は横ばいとなり、3年ぶりに上昇が止まった。生鮮食品などを含めた全体の指数は0.5%下落した。
http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_eco_index-consumerprice


消費が伸びなきゃあ物価が上がるはずもなく、
ついに、コアコアまで失速。
ダメだね、こりゃあ。。。


「もはやデフレではないという状況を作り出すことができた」
今月初め頃の国会で、こんな与太答弁をしていたが(参照)、


もはやデフレではないという状況を作り出すことはできない。
そう断言できる。


まあ、デフレが絶対悪ってわけじゃない。
ただデフレだと、政府の負債は減らないどころか、どんどん膨れ上がる一方だ。
庶民としては、そんなもん知ったこっちゃねえ、とケツまくりますか?ww



木枯らし1号


近畿地方 木枯らし1号 全国的に強い北風
ウェザーマップ  10/29(土) 11:28配信

きょう29日昼前、大阪管区気象台は木枯らし1号が吹いたと発表した。昨年より4日遅い。日本付近は、冬型の気圧配置になっていて、北日本を中心に強い北風が吹いていて、東日本や西日本でも北風が強まっている所がある。

近畿地方の木枯らし1号は、霜降(10月23日ごろ)から冬至(12月22日ごろ)の間に、西高東低の冬型の気圧配置となり、最大風速8メートル以上の北よりの風、という条件を満たした最初の日に発表される。
きょう29日午前10時までには、大阪市で最大瞬間風速10.1メートル、神戸市で12.0メートルなど、北よりの風が強まった。

なお、木枯らし1号の発表があるのは、近畿地方と東京地方のみ。東京地方でも北寄りの風が強まってきており、風速8メートル以上など条件に達した場合は木枯らし1号が発表される可能性がある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161029-00010000-wmap-soci


ウィキペディアにあった木枯らしの定義♪

日本の気象庁による定義

日本の気象庁では10月半ばから11月末にかけて西高東低の冬型の気圧配置になった時、北よりの風速8m/s以上の風が吹くとその風を「木枯らし」と認定する。そして毎秋最初の木枯らしを木枯らし一号として発表する。関東地方における1992年から2001年の10年間の平均では11月7日頃である。「木枯らし二号」や「木枯らし三号」もあり得るが、発表は行われない。なお「木枯らし一号」は関東地方(東京)と近畿地方(大阪)でしか発表されない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/木枯らし


ここ数日、夜中に天体観測するときは、すっかり冬装束だ。
日中は室温20℃あるが、こういう情報に接すると、体感的にますます寒い。
ので、さっき、ついにヒーターを起動した。

この季節、晩酌用の鍋が日増しに豪華になっていくのが嬉しい。
我が愛犬たちも、鍋将軍、鍋副将軍として、業務に勤しんでいる。
鍋終了時、底に残る鶏手羽元一本が彼らのお目当てである。ww


そういえば、ショパンの練習曲に「木枯らし
Winter Wind」というのがある。

YouTube にポリーニのクールな演奏があった。




そっ閉じ

BLOGOSに転載されていたSYNODOSの記事、

2016年10月28日 19:27

日本に必要なのは「セカンドチャンス」――人口減を逆手に「眠れる人材」を生かすには? 『武器としての人口減社会』著者、村上由美子氏に聞く
http://blogos.com/article/195855/?p=1


これを読み始めたのだが。。。

人口減を扱った本の多くは悲観的なものですが、『武器としての人口減社会』は国際統計を比較しながら、「人口減」について現実的に向き合った本だと感じました。

国際比較して見えてくる日本の姿は、「日本は労働生産性が低い」「少子化が進んでいる」「睡眠時間が短い」と残念なものです。さらに、少子高齢化によって日本の財政は悪化、経済の低迷……と悲観的な論調ばかり続いています。

しかし、私はむしろ日本の人口減はチャンスになりえると思っています。これからAI‐ICTなどのテクノロジーが発達し、仕事は自動化していくでしょう。そうなると、失業率が高く人材が余った状態である欧米諸国と比べ、労働力が不足している日本はテクノロジーを導入することがたやすいからです。

さらに、日本にはAI‐ICTに対応できるような「眠れる人材」が多く存在しています。今までの制度の中では、眠らざるを得なかった人たちです。この人たちの能力を生かすことができれば、人口減社会を「武器」にすることも可能だと私は考えています。

たとえば、日本の女性は高い実力を持っています。OECD成人力調査「PIAAC」のデータをみると、読解力、数的思考力ともに世界で最高点です。


ここに出てくる「PIAAC」というのは、なんぞ?

検索してみたら、国立教育政策研究所のウェブサイトに、調査に使われたらしい例題がいくつか紹介されていた。

そのひとつ。




いちおう問題文を書き起こすと、

あなたは音楽ファイルをいくつか携帯用の音楽プレーヤーにコピーしたいと考えています。

音楽プレーヤーの容量は20MBで、あなたはできるだけ多数のファイルをコピーしたいと思っています。また、ジャズとロックのみを入れたいと思っています。

コピーするファイルを選んでください。

ファイルを選んだら、「次へ」をクリックして進んでください。



問題の下に、次のような回答方法例がある。

【回答方法例】 サイズの列を昇順で並べ替え、ジャズ及びロックをサイズの小さいものから順に20MBを超えない範囲で選択する
※ 調査専用のソフトウェアを使います。実際の表計算ソフトと同様、サイズ順やジャンルごとに並べ替えができます


ようするに、表計算ソフトを操作して解けってわけ。

これによって “ITを活用した問題解決能力” を測定できるらしい。
そうなん?

まあ、ケチをつける気なんて、さらさらないけどね、
音楽ファイルの数ってのは数百万のオーダーだよな。
だったら、そのデータベースを直接操作するか、
あるいはダンプしたデータを適当な言語(ワシならRを使うけど)で処理すべきであって、
間違っても表計算のような与太ソフトは使っちゃイカンでしょ。
ついでに言えば、「回答方法例」のアルゴリズム、なんかおかしくね?

と思うわけで、ワシの感覚とはちょっと相容れない。
ので、申し訳ないがBLOGOSの記事は、そっと閉じました。

M34、M46&M47

ときどき雲が大量に湧いてきたと思うと、いつの間にか晴れ上がるといった、気ままな空模様。
星はよく見えているのだが、機材は夜露でグッショリ。湿度が相当高そうで、望遠鏡で見るとイマイチ冴えない。


日付が替わった頃に、まずM34を ISO3200、露出4分 で3枚ばかし。


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上空に薄雲があるのか、あるいは地上の靄のせいか分からんが、全体に赤味を帯びている。
どうも、かんばしくありませぬ。

すこし拡大。


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この散開星団は Spiral Cluster という別名があるのだが、どうやら、この場合の“Spiral”というのは Spiral Galaxy の“Spiral”と同じ意味らしく、


There are two stellar arcs visually apparent under low power
that gave rise to the name “Spiral Cluster.”
http://darkhorseobservatory.org/product.php?ProductID=126


2つの円弧って、どれとどれよ。。。

ハッキリした資料が見つからないので、勝手に図解してみた。
(違ってるかもww 今夜、晩酌しながら、もう少し考えてみたい。)


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続いて、M46とM47。欲張って2つを一枚に収めた。
ISO1600で10分間オートガイドした1枚もの。
(左下がM46、右上がM47)
これも赤味が半端じゃない。しかたなくモノクロで。。。


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ちょっとピンボケで、そうするとコマコレの霊験も薄れるみたいですな。
まあ、以前の鏡筒よりはマシだけど。



ところで、このM47を撮っているときの lin_guider のグラフ。

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DEC がときどき大きく振れる。
これ、明らかに周期性がある。
赤道儀の赤緯体の回転がコケてるようである。

ギアの調整で何とかなるのかもしれないが、
基本的に、全体の重量バランスが取れていないのではないかと思う。


などと、あれこれ考えているうちに夜が明けた。
そろそろ、そら豆の種まきしないとイカンな。

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