昼間、暇つぶしに、こんなことを呟いた。

1万歩譲って、過剰診断による甲状腺がん多発であったとしても、遡れば原発事故がその健康被害を生み出しているのであって、加害責任は国と東電にある。四の五の言ってないで即刻賠償するしかないわね。なんで否認してるのか、ワケワカメである。


たぶん「過剰診断」で検索して発見されたんだと思うが、
阪大物理の大先生からリプライが来た。

これは何が言いたいのだろうな。甲状腺検査で発見されたがんのほぼ全てが過剰診断だと仮定した場合、その責任は検査を行っている人たちにあります。原発事故がなければ検査もなかったのはたしかかですが、原発事故があったからといって検査を始めなくてはならないわけではなかったのですよね


なので、こんな御返事を差し上げた。

検査および手術を実施した医師たちの責任ということなら、法律の素人なので正確な容疑の名称は分かりませんが、たぶん業務上過失傷害だと思いますので、告発されたらいかがでしょうか。


ま、我輩のこの返事はお読みになっただろうが、反応は無し。ww



参考までに、福島の子どもたちの甲状腺検査の最新結果を簡単に示しておきます。
  • 検査により穿刺細胞診で悪性ないし悪性疑いと診断された患者は212人。
  • そのうち169人が手術を実施。
  • 良性結節と診断された1人を除く168人が甲状腺がんと診断された。


で、大先生や、匿名の何人かの医師たちは、ブログやツイッターなどで、
この甲状腺がんと診断された子どもたちが、全て不要不急、無駄な手術を受けた、ほっときゃよかったのだ、と主張している。

我輩は単純素朴な人間なので、いやいや、患者を直に診察した甲状腺専門医たちは、「こりゃあ、ほっとくとヤバイ」ということで、手術に踏み切ったと思っている。


このように意見が対立しているわけだが、
たぶん、一方が正しくて、他方は間違っている。

ま、いずれ決着するときがくるだろうと願っている。


ちなみに、我輩の最初のツイートには、もう一人、よく意見交換している方からもリプライが来た。どんな人なのか、遺伝研の川上先生とお会いしたときに伺っているが、素性を明かすのは差し控えます。ww

保障なんかしたら国の原発政策が誤っていることになり、そんな根本的な間違いをするような国から原発を買ってくれる国なんかなくなるやないか。国益のために原発事故はなかったことにしないと国際的な信用が得られない!

…とマジで考えてんだろなあ。経産省も外務省も…