そら

コ・ボーグ(フラットナーあり)

昨夜と同様、月が出る前に、カシオペヤ座界隈のどこかを、
オートガイドしながら、露出180秒で5枚撮影してコンポジット。

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画像中央および4隅、それぞれ500✕500ピクセル。

イメージ 2

フラットナーの効果は絶大。
コマ収差は殆ど気にならないレベルにまで低減した。
(フラットナーなしのときの状態は、昨日の記事 を参照)
なお、4隅で星の数が少ないのは周辺減光のため。


コ・ボーグ(フラットナーなし)

月が出る前に、カシオペヤ座のあたりを90秒オートガイド。

イメージ 1



この4896✕3264ピクセルの画像の、
ど真ん中、上下左右の端っこ、それぞれ500✕500ピクセル。

イメージ 2


画像周辺部のコマ収差が、まあなんというか、笑うしかないっす。ww
これでは星撮りにはクソの役にも立たない。
フラットナーの到着を待つのみ!

コ・ボーグとガイド鏡

あり合せのパーツを使って、赤道儀に載せてみた。

イメージ 1


全体が軽量なので、バランスはウェイト・シャフトだけでよさそうである。

これで、12月16日前後のウィルタネン彗星を撮ろうという魂胆。
ちなみに、地球に大接近(0.078天文単位)は12月16日だ。


フラットナーの件だが、
さっき届いた電子お手紙:

BORG【7110】はメーカーにて欠品しており、11月末頃のお届け予定です。
ご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございません


まあ、ギリギリ間に合いそう。
なんたって、12月の彗星が当面の生きるよすがだからね!ww

望遠レンズというか望遠鏡というか... (2)

今日の大多喜城♪

イメージ 1


城の向こう側に回って、北東方面を望む。
20mmのパンケーキ・レンズで(35mm相当だと30mmぐらいですかね)。

イメージ 2



これを200mmの望遠レンズというか望遠鏡の直焦点だと、

イメージ 3

画像中央部の解像力は見事の一語に尽きるが、
周辺の収差がヒドイ。相当ボケている。
まあ、星撮りに使うとなると、フラットナーは必須アイテムだわな。


被写体の生コン工場と撮影場所の位置関係は、以下のとおり。

イメージ 4

撮影場所の緯度経度:35.286098、140.239368
生コン工場の緯度経度:35.296051、140.246367
よって二点間の直線距離:1274.26 m


なお、実物はこんな感じです。

イメージ 5

望遠レンズというか望遠鏡というか...

こんな構成を目指している。
焦点距離200mmの望遠レンズ相当。

イメージ 1


「コ・ボーグ」として、いろんな種類のパーツが出ているが、
図のグレーのが、セットで売られている。

これに、ピントの微調整をするヘリコイドとカメラマウントを追加すれば、
そこそこの望遠レンズとして使えるようになるらしい。

で、画像周辺の収差を改善するには、さらにフラットナーを組み込むとよい、と。

以上、製造元のトミーテックの相談係の人とメールでやり取りして確認した。

> コ・ボーグ36ED(BK)【6037】+
> ①【7842】M42ヘリコイド+②【4520】M42回転台座+
>【7110】+ミラーレス一眼
>の構成でも合焦しますか。
>それとも、別の組み合わせが必要になるのでしょうか。
上記の組み合わせですと無限遠が出ず、近距離のみにピントが
合う状態でしかご使用いただけません。
ヘリコイドをお使いいただけるのであれば
【6237】コ・ボーグ36ED望遠レンズセット(BK)
 + ①【7842】M42ヘリコイド
をお勧めいたします。

※【7110】がフラットナー。

なお、現時点でフラットナーは在庫切れらしい。
なので、まあ、当分は田んぼで野鳥でも撮りながら、
収差がどの程度のものか、星を撮って実感してみようかと。。w

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