志乃

合掌

去る3月29日の夕方、
庭に出て、あたふたと、この月を撮っていたとき、


https://blogs.yahoo.co.jp/igproj_fusion/20581885.html


志乃が戸口に出てきてチョコンと座り、
我輩を見つめているのに気がついた。
思えば、それが最後のアイコンタクトだった。
それからはもう、自分だけの世界に閉じ籠もってしまったようだった。

まあ、今年に入って、あまり体調が良くなかったが、
この日を境に、急激に悪化して、ここ十日ほどは寝たきりになった。
で、昨日の夕方、買い物から帰ると息絶えていた。

ここ大多喜町に引っ越してきたのが、ほぼ7年前。
ちょうどそのころ、子宮蓄膿症で三途の川のほとりまで行ったのを、
なんとか、こちら側へ引き戻した。(その時の闘病記: 参照
しかし、そのダメージで、だいぶ寿命が縮んだのではないか。
享年(たぶん)15歳だった。


以前、たまたま近くの円照寺を訪れる機会があった。
当寺の由来・逸話などについては過去記事
大多喜町円照寺」を参照。
そこでも書いたが、愛犬どもが死んだら、ここに散骨してやろうと決めていた。


なので、さきほど行ってきた。

イメージ 1


左手に、裏山へ続く道がある。

イメージ 2


少し行くと小さな鳥居があり、苔むした石段があった。

イメージ 3


おそらく、ここを登ると犬塚があるんだろうが、
吾輩もこれから老いさらばえていくので、
これを登り切るのは、だんだん難儀になるに違いない。

そこで、この古めかしい墓石が寄り集まっている場所のずっと向こうの方に、穴を掘り骨を埋めてきた。

イメージ 4





志乃の名付け親くんへ。


そんなわけで、志乃は一生を終えました。

我が家へやってきたときは、手の平に乗るぐらいの子犬で、
聞きつけた君の母上が飛び込んできて、歓声をあげながら抱きしめてくれた。

そのときの、我が子のように慈しむ姿を今でもはっきりと覚えている。


こういう慈愛というのが、我々生きる者にとっての最大の、そして不滅の支えです。




20140215(Data No. 01002)



 
時刻は16:36であった。
天気は曇り。

場所は、


http://maps.googleapis.com/maps/api/staticmap?center=35.286946,140.252618&zoom=15&size=420x420&markers=color:green%7Clabel:A%7C35.286946,140.252618&maptype=hybrid&sensor=false


ズームインして、
矢印がケツの穴の向きである。
すなわち、真北。






20140209(Data No. 01001)



撮影時刻: 2014/02/09  12:02

影の方向からして、ケツの穴は真南に向いている。


20140122

午の散歩道。向こうで抵抗するチビ一匹。



20130818


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